日焼け止めは機内持ち込みOK?知っておくべき規制と持ち込める商品

日焼け止めの基礎知識

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遠出の国内旅行や海外旅行には、飛行機を利用することも多いでしょう。ですが、どこへ行っても紫外線は降り注いでいるもの。夏のおでかけや南国への旅行に限らず、1年中日焼け止めを持参してしっかりと肌を守りたいものですよね。

しかし、飛行機の機内に日焼け止めを持ち込むのには規制がかかることもあります。どのようなルールがあって、どんな商品ならばいいのか? ぜひ旅立つ前に確認しておきましょう。

海外旅行は注意! 日焼け止めを機内に持ち込めないことも

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国際線飛行機の規定では、液体物の持ち込みに制限を設けています。日焼け止めを持ち込むことを禁止しているわけではありませんが、確認しておくべきポイントがあります。

まず、日焼け止めは化粧品扱いなので機内に持ち込んでも問題はありません。万が一聞かれたとしても、化粧品であることを説明すれば大丈夫です。

しかし持ち込み方にはルールがあります。液体物は100ml以下であれば持ち込み可ですが、ジッパー付きのビニール袋に入れる必要があります。縦横20cm以下(計40cm以下)の袋に入ることを確認してください。

用意できる袋は一つのみとなるため、他化粧品も合わせて1リットル以下の袋にまとめなければなりません。化粧水や乳液、美容液を思い浮かべる方が多いと思いますが、スキンケア用品以外にも下記のものがカウントされます。

  • コンタクトレンズ保存液
  • 歯磨き粉
  • リップクリーム
  • ヘアワックス
  • ハンドクリーム
  • リキッドファンデーション

水分を含んだ幅広いものが対象となるため、注意が必要です。

また、一つの容器が100mlを超える液体の持ち込みはできないため、小さなものを選ぶか小分けにして持ち込む必要があるのも覚えておきましょう。

缶スプレーの場合には「火気取扱い注意」とあれば持ち込めないことも。航空会社によって規定が異なるため、事前に確認しておくことが必要です。OKだとしても、どこでトラブルになるかわかりませんので、心配ならばスプレータイプの日焼け止めは持参しないほうがいいでしょう。

機内に日焼け止めが持ち込みにくいのはなぜ?

機内持ち込み

液体に規制がかかるのはテロ対策のためでもあります。2006年にはスポーツドリンクのペットボトルの中に液体の爆発薬を入れ、爆破を試みたというケースも。

飲料や化粧品のボトルに爆発薬を入れられてしまえば、傍目には見分けがつきませんよね。乗客の安全を守るため、大きな液体物は持ち込めないように規制されているのです。

国内線の機内持ち込みはOK

国内線の場合は「1個の容器が500ml以下」「合計2リットル以内」であれば持ち込み可能です。日焼け止め商品が500ml以上ということはほぼないため、国内線の機内にならば気軽に持ち込むことができます。

そもそも機内に日焼け止めは必要?

機内での日焼け

飛行機の中ならば室内にいるのと変わらない、分厚い窓もあるから日焼け止めを塗る必要すらないと感じてしまう方も。

ですが、波長の長いUVAは雲や窓を透過してしまうもの。紫外線の約90%をも占めるUVAは肌のハリやうるおいを奪い、シワやたるみを引き起こす要因にもなります。

また、研究によると高度30,000フィートの上空におけるパイロットは、約1時間(56.6分)のフライトで日焼けマシーンに20分間入っていたのと同じくらいの量のUVAにさらされるそうです。

Pilots flying for 56.6 minutes at 30 000 feet receive the same amount of UV-A carcinogenic effective radiation as that from a 20-minute tanning bed session.

引用元:The Risk of Melanoma in Pilots and Cabin Crew: UV Measurements in Flying Airplanes

高度の高い場所ほど太陽に近くなるため、飛行機に乗るときほど日焼け止めが必要になると言えるでしょう。

搭乗前に塗っておくことも大切ですが、長時間の場合には塗り直す必要があります。海外に出かける方ほど、日焼け止めの機内持ち込みが必須になると言えるでしょう。

国際線機内に持ち込みたい日焼け止め4選

機内に日焼け止めを持ち込みたいけれど、日焼け止め以外の化粧品だって必要。できれば軽量で、塗り直しがしやすい商品が良いですよね。

海外旅行に行く方に、機内に持ち込めて使いやすい商品4つをご紹介します。

アリィー エクストラUVジェル ミニ40g

SPF50+ PA++++

アリィーからは90gのレギュラーサイズの他に、持ち歩きに便利なミニサイズの日焼け止めも発売されています。落ちにくさを追求したタイプのため、バッグや服にこすれて落ちる心配も少ないものになっています。

ヒアルロン酸とコラーゲンの保湿成分も配合しているため、乾燥した機内でうるおいをキープさせることもできます。

アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク ミニ

SPF50+ PA++++

60mlのレギュラーサイズの他に、20mlのミニサイズも展開されているアネッサ パーフェクトUV。さらさらミルクタイプのためサッと塗り拡げやすく、機内でも使いやすい無香料です。

赤ちゃんにも使えるほど低刺激なので、親子で一緒に使うことも可能ですね。

アウトドアUV ホワイト

SPF50+ PA+++

スティックタイプの日焼け止め商品のため、10gと軽量サイズ。塗り直しもしやすく、敏感肌でも使用できる優しい処方が魅力です。

機内でも片手でサッと塗り直しができるため、手軽に日焼け止め対策ができます。かさばる荷物が苦手な方におすすめですね。

スキンアクア パーフェクト UVスティック ロート製薬

SPF50+ PA++++

アウトドアUVホワイト同様、スティックタイプで10gの軽量サイズです。片手で塗れて、ベタつき感もなし。狭い機内でも簡単に塗ることができます。

手を汚さず、クリームをこぼす心配もないため、こまめにサクッと塗り直したい方には使いやすいタイプでしょう。

顔だけガード! 化粧下地にもなる日焼け止め商品3選

ボディは服やストールなどの小物で紫外線をガードするから、顔だけ日焼け止めを塗っておきたいという方もいますよね。

機内でしっかりメイクは避けたい、乾燥対策にスキンケア効果もあれば……という方のために、おすすめの化粧下地タイプの日焼け止めをご紹介します。

コーセー 雪肌精 ホワイト UV エマルジョン

SPF50+ PA++++

35gの細身のパッケージで透明袋の中にも収めやすい、乳液タイプの日焼け止めクリームです。化粧下地効果と保湿ケアが同時に叶うため、機内でリラックスしながら日焼け止め対策が可能に。和漢由来の皮脂吸着パウダーが配合されているため、皮脂やテカリが気になる方にもおすすめです。

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ

SPF50+ PA++++

敏感肌にも嬉しい、優しい使い心地の日焼け止めクリームです。PM2.5などの微粒子からも肌を守るテクノロジーを搭載しているため、すっぴんでいるよりも安心できます。

エイジングケアを考慮したうるおい成分を配合し、肌のバリア機能を整えるようサポートするため、機内では肌を休めたいという人にも使いやすい化粧下地でしょう。

ビオレUV SPF50+の化粧下地UV くすみ補正タイプ

SPF50+ PA++++

化粧崩れ防止機能を搭載しつつ、明るさをアップさせるパールを配合した化粧下地です。肌に負担を与えない、軽いジェルタイプのため、機内でもストレスなく使えます。

ファンデーションを重ねれば、ヨレや毛穴落ちを防いでメイク効果をアップさせる働きも。機内では日焼け止めとして使用し、現地に着いたらサッとファンデーションを重ねれば、すばやくキレイな肌に整えることができます。

まとめ

旅行やビジネスで海外に出かける際には、日焼け止めも忘れずに持参しましょう。機内持ち込みOKなサイズを確認し、使いやすい商品を選んでみてください。

コンパクトなサイズや化粧下地に使える日焼け止めならば、現地での持ち歩きにも便利です。こまめに塗り直すことで肌を紫外線から守ることができるでしょう。ぜひ、自身の肌に合った日焼け止めを選び、飛行機の中でもしっかりとケアしてみてください。

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