ファンデーションは使用せず、日焼け止めを塗っているという方もいますよね。普段はメイクするけれど、休日はノーファンデという方も。
ですが、日焼け止めだけでも紫外線はカットできるのでしょうか? 「本当はファンデがあったほうがいいのでは?」と不安に思っている方に、ぜひ知っておいて欲しいことをお伝えします。
さらに、ファンデなしでも使いやすい日焼け止め商品5選もご紹介しますので、合わせてチェックしてみてください。
外出時に日焼け止めだけじゃダメ?
「メイクはせずに、日焼け止めだけ塗っている」「ファンデーションは苦手」という方もいますよね。ナチュラル派やすっぴん派ならば、ベースメイクは避けたいもの。まして暑い夏には、重たいファンデは塗りたくないということもあるでしょう。
ですが、ファンデーションなどのベースメイクをせず、日焼け止めだけ使用するのは果たしてお肌に良いことなのでしょうか?
ベースメイクをすると日焼け止め効果は高まる?
ファンデーションやパウダーを重ねるベースメイクはもちろん、ポイントメイクやハイライトを重ねることにより、日焼け止め効果はより高まることがあります。
日焼け止め仕様のものでなくても、肌の上に「粉」や「基剤」という物質が乗れば紫外線は肌に届きにくくなるのです。日焼け止めを塗るだけよりも、紫外線を防ぐ効果は高まるでしょう。
ただし、汗をかいたり皮脂が出たりすれば、ベースメイクは崩れやすくなるもの。日焼け止め効果も弱まってしまいます。こまめにメイクを直す必要があるため、ベースメイクをしているから安心とは言い切れません。
日焼け止めだけでも紫外線を十分に防げる?
日焼け止めもしっかり塗られていれば、ファンデを重ねなくても紫外線を避けることができます。
ただし、顔は細かな凹凸が重なる複雑な形をしたもの。手や指だけで均等に塗るのが難しく、きちんとまんべんなく塗布できているかは疑問です。色素の入ったメイクを施した方が塗りムラを確認しやすく、顔全体に塗布できるでしょう。
塗りムラができることを理解し、顔の細かな部分にまで塗ることができていれば、日焼け止めだけでも問題はありません。メイク直し同様、こまめに塗り重ねることで、確かな紫外線対策につながります。
メイクのように繊細な作業がいらないため、サッと塗り直しができるのが日焼け止めだけのメリットでしょう。
日焼け止めだけのときに気をつけたいこと
普段はメイクをしていても、休日に近場に出かけるのならばメイクをしないということもありますよね。その場合であっても、日焼け止めを塗るのは大原則。塗らずに出かけることがないようにしましょう。
ただし、日焼け止めだけだからこそ気をつけて欲しいことも。下記のことに注意してください。
- 日焼け止めを塗ってすぐに外出しないこと
- 少ない量で済まさず、適量を塗ること
- 長時間の際には、日焼け止めを塗り直すこと
日焼け止めは肌になじんでからでないと効果が発揮されないため、外出前20分前までに塗っておきましょう。また、少ない量では塗りムラができやすいもの。商品に記載されている適量を目安にし、顔全体にしっかりと塗布してください。
外出時には2~3時間を目安に、屋内にいるときも4時間ほど経ったら塗り直すようにしてください。こまめに塗ることで紫外線ダメージから肌を守ることができます。
日焼け止めを正しく塗布できていれば、ファンデがなくても紫外線対策はできます。ぜひ、使い方に注意してみてくださいね。
日焼け止めだけじゃ心配な人に試して欲しいこと
顔には日焼け止めだけしか塗りたくないけれど、ちゃんと紫外線から肌を守れているのか心配という声もあると思います。確かな方法で肌を守りたいという方は、下記のことを試してみてください。
- ルーセントパウダーを重ねる
- 日傘や帽子、マスクを活用する
- 部分的に重ね塗りをする
カラーレスなルーセントパウダーならば、ファンデのような重さがなく比較的使いやすいでしょう。他には顔にベビーパウダーをはたくという方法もあります。汗による落ちを防ぐため、暑い日の外出やスポーツ時に試してみてください。
日傘やつばの大きい帽子を活用すれば、より日焼けを避けることができます。時間がないときには、紫外線カット専用の大きなマスクを用意しておくと便利でしょう。
日焼け止めを塗ったら、もう一度重ね塗りをしておくのもおすすめです。シミができやすい頬の高い位置や目周り、鼻に塗り重ねることで、より確かな効果を発揮するように。ひと手間かけて、紫外線をしっかりとカットしていきましょう!
ファンデなしの日焼け止めだけ派におすすめの商品5選
ファンデーションは使わないけれど、日焼け止めだけはしっかりと塗っておきたい。そんな方におすすめの商品を探してみました。
朝の時短になったり肌の質感をアップさせたりと、使いやすさやメリットが感じられる商品を選びましたので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。
肌ラボ 極潤UVホワイトゲル
SPF50+ PA++++
まるでスキンケア商品のような、肌ラボのオールインワンゲル。これ一つで化粧水・美容液・乳液・クリーム・パックのお手入れが完了してしまいます。
さらに化粧下地とUVカットも加えた万能ゲル。朝はこれ一つだけで完了してしまいます。時短派かつ、ファンデーションが苦手な方には強い味方になるでしょう。
キュレル UVミルク SPF30
SPF30 PA++
乾燥性敏感肌用の日焼け止めミルクです。消炎作用のある有効成分を配合した医薬部外品。SPFやPAの値が高いものでは肌荒れがしてしまうという方もいるでしょう。ファンデどころか、日焼け止めでも肌に負担がかかるというデリケートな方におすすめの商品です。
乳液タイプのしっとりとしたテクスチャーですが、肌になじめばベタつかず、軽い付け心地を感じることができます。よりしっとり感を求める方は、クリームタイプを選んでみてください。
トランシーノ薬用 ホワイトニングCCクリーム
SPF50+ PA++++
「日焼け止めだけ塗りたいけれど、美肌に見せたい」という方には、色補正をしてくれるCCクリームが便利。肌を明るく見せながらも、トラネキサム酸を配合したクリームで、肌を守りながら透明感のある美肌ケアを叶えてくれます。
伸びが良いので、化粧水の後にサッとなじませるだけでOK! すっぴんよりも明るいベースが完成します。
キャンメイク ジューシーグロウスキンベース
キャンメイク ジューシーグロウスキンベース 01 ベージュ(20g)
SPF40+ PA++
美容液成分を80%も配合した、みずみずしく仕上がる化粧下地です。素肌っぽく見せつつも肌の色むらをカバーしたいのならば「01ベージュ」を。血色感をアップさせたい場合は「02ピンク」がおすすめです。
1,000円しないプチプラ価格でツヤのある肌を作れるものの、UVAを防ぐPA値は最高値ではありません。「ちょっと買い物に」というような、短時間のお出かけや目的地が屋内の場合にちょうどいいでしょう。
Le ment フレグランスUVスプレー
SPF50+ PA++++
顔に塗っても白くならないタイプのため、メイクしない派にも便利なアイテムです。保湿成分もしっかり入っているため、肌をうるおすことも可能。顔にふきかけるだけでもOKですが、手のひらに噴射し、顔に塗布するとよりフィットしやすくなるでしょう。
ブーケの香りをまとうため、フレグランスとしても。髪や体にも一緒に使用することができます。
まとめ
ファンデーションを重ねなくても、日焼け止めだけでも紫外線はカットできます。ただし、塗りムラや時間経過には気をつけること! 他対策グッズと合わせ、紫外線をよりカットする工夫をすることが大切です。
ファンデを重ねなくても済む商品や、スキンケア力の高い商品を選び、満足できる肌対策を行ってくださいね。