日焼け止めはオイルフリーを選ぶのが正解?知っておきたいオイルの定義

オイルイメージ 日焼け止めの基礎知識

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「オイルフリー」とは油分を含まない化粧品のことを指しますが、日焼け止めはオイルが配合されていない方がいいのでしょうか?

オイルフリーの定義とともに、オイルフリーの日焼け止めの特徴などについてご紹介します。

油分をカット!オイルフリー化粧品とは?

オイルフリー化粧品とは、油分を配合しない化粧品のこと。「オイルカット」や「オイルフリー」と表記されることが多いでしょう。オイルを配合しないことでサッパリとした使い心地になり、ベタつきを感じずに済むという特徴があります。

肌に塗布したときの重さや負担が気になる方やオイリー肌にとっては、嬉しい処方かもしれません。

ただし乾燥しやすい肌にとってはうるおいが足りず、肌内部が潤わないインナードライ肌になってしまう心配も。皮脂バランスが崩れることから、ニキビが出やすくなる方もいます。

日焼け止めの選び方が変わる?オイルフリーの定義とは

オイルフリーイメージ

オイルには鉱物油と無鉱物油の2種類があることを知っていましたか?

鉱物油とは廃油を生成し、不純物を取り除いた純度の高い油のこと。ミネラルオイルとも呼ばれています。廃油や石油由来のイメージから肌に適していないのではないかと思う方もいますが、医療でも活用されているワセリンは鉱物油に該当します。

いっぽう無鉱物油とは植物由来のオイルのこと。ホホバオイルやオリーブオイル。または動物由来の馬油なども無鉱物油になります。

オイルフリーの日焼け止めの場合、どちらのオイルも配合されていない、または鉱物油だけを省いた鉱物油フリーの2種類があります。

決められた定義はないため、ブランドや商品によって認識は異なるようす。苦手なオイル成分がある方は「オイルフリー」の表記だけでなく、成分表をこまかくチェックしてみてください。

オイルフリーの日焼け止めが向いている人とは?

オイルフリーと呼ばれる日焼け止めは、オイルによる肌悩みが気になる人、特にニキビや皮脂悩みを抱えている人向けに開発されているものが多いでしょう。

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オイル成分を省くことにより、毛穴詰まりなどの悩みを解消できるよう処方されています。油分の多いスキンケアが苦手な方、オイルでニキビなどの肌に異常出やすい方は、オイルフリーの日焼け止めを試してみるといいかもしれません。

乾燥肌でも知っておきたい!オイルフリー日焼け止めのメリット

オイルフリー日焼け止めのメリット

ニキビや皮脂が気にならない方でも、オイルフリーの日焼け止め商品を使うメリットはあります。肌に負担がかからないことでどのような効果が得られるのか?乾燥肌の方もチェックしてみましょう。

ベタベタしない

オイル特有のべたつきがないため塗布後もベタベタせず、肌がはりつく感じや皮膜感が出にくいです。特に暑い時期にはべたつきが不快になることも多々あるでしょう。汗や皮脂が過剰になるときでも使いやすく、サラッとした塗り心地や軽さで快適に過ごすこともできます。

オフしやすい

オイルフリーの日焼け止めは専用クレンジングを使用せず、手持ちの石けんやボディソープで洗浄できる商品が多くあります。

オフしやすいことから肌への摩擦も少なく、クレンジング不足によるトラブルを避けることもできるため、毎日の日焼け止めアイテムにも向いています。

オイルフリーの場合、保湿が十分にできないのではないかという心配がありますが、ヒアルロン酸や植物由来成分など、オイルではない保湿成分を配合することによってうるおいをキープすることも可能です。

また、オイルフリーには汗や皮脂で落ちやすいという特徴もありますが、こまめに塗り直すことで解消させることもできますし、肌への密着度を高める独自の成分を配合した商品もあります。

乾燥肌だけれど、真夏ぐらいはサラサラしたオイルフリー日焼け止めで快適に過ごしたい。そんな方は、ぜひ一度試してみてください。

サラッとしていてうるおう!おすすめのオイルフリー日焼け止め5選

オイルフリー日焼け止めのおすすめ商品を、5つ厳選してご紹介します。プチプラからデパコス、通販商品の人気アイテムなどさまざまな商品をピックアップしました。

サラッとしていて肌が気持ちいいのに、ちゃんとうるおいが感じられる商品をぜひチェックしてみてください。

オルビス サンスクリーン(R)スーパー

SPF50+・PA++++

オイルフリーを宣言しているオルビスは、長らくオイルカット化粧品を生み出すための研究を続けてきたブランド。油分を使用せずに肌本来の力でうるおいを保つための商品が開発されてきました。

サンスクリーン(R)スーパーはオルビス最強のUVカット力を持ちながらも、オイルフリー処方に。さらに界面活性剤や香料もカットしています。美容成分を80%以上配合して肌をうるおわせながらも、特殊な粉体でうっかり焼けを防止する処方にて紫外線をカット。

特に汗や海水に触れるとバリア力が強まり、UVカット力が低下しない処方は夏にこそ嬉しいもの。場所を選ばずに使える、ジェルタイプの日焼け止めアイテムです。

ジュリーク UVディフェンスローション

SPF50・PA++++

紫外線だけでなく、赤外線にも注目した高い値を持つ日焼け止めアイテムです。オーガニック成分を配合し、サラサラとした軽い使い心地に。乳液らしく、スキンケアの延長として気持ちよく塗り広げることができます。

塗布すると透明感が出る白浮きしないタイプのため、化粧下地にもOK!ベースメイクの邪魔をしません。香りはスッキリと優しいシトラス系のため、暑い時期にも心地よく使用できるでしょう。

エイジングダメージとなる太陽光を遮りながら、植物由来成分によるスキンケア効果も期待したい人におすすめです。

ユースキンS UVミルクa

SPF25・PA++

プチプラ価格で手軽に購入できるユースキンの製品は、オイルフリーだけでなくアルコールや紫外線吸収剤も配合していないお肌にやさしい処方です。低刺激かつ石けんで落とせるため、子供でも安心して使用することができます。

うるおい成分には「しその葉エキス」を配合。無香料で持ち歩きしやすいチューブ型のため、どこでもこまめに塗り直すことができるでしょう。

クリニーク スーパー シティ ブロック 40

SPF40・PA++

紫外線だけでなく、赤外線からも肌を守る日焼け止めクリームです。高温多湿の場所でも透明バリアを作り、有害な光線を跳ね返しながら肌を守り抜きます。さらに排気ガスやタバコの煙、埃から肌をガードする働きも。

するすると伸びるテクスチャーで軽やかに肌にのります。

肌色のクリームですが顔に塗布すればなじむため、ベースメイクの邪魔をしません。メイク下地におすすめのオイルフリー日焼け止め商品です。

キールズ DS UVディフェンス アドバンスト

SPF50・PA++++

紫外線だけでなく、大気中の微粒子からも肌を守る日焼け止め乳液です。化粧下地タイプですが、透明タイプのため首からデコルテに使用することも可能に。パッケージがシンプルで塗っても白くならないため、男性でも使いやすいでしょう。

天然のミネラルピグメントが主成分として配合されているため、自然と明るいトーンに整えることができます。重くないのに乾燥せず、乾燥肌でも使いやすいという口コミもありました。一度使うとトリコになる、気持ち良い使い心地にファンになってしまう方も多くいます。

まとめ

オイルフリーの日焼け止めならば必ずしも肌に優しく使いやすいとは限りませんが、皮脂やニキビで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、乾燥肌でもオイルの重いテクスチャーが苦手という方は、オイル以外の保湿に重視したオイルフリー日焼け止め商品を試してみましょう。

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